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オイル粘度の秘密? 意外な落とし穴が…

例えば「5W30」と書かれたオイルがあるとします。「5W30」と書いてあればどれも同じ粘度と思っていませんか?思っていたらそれは大きな落とし穴です!
実は「30番」と書いてあっても「ほぼ20番」の粘度のオイルから「ほぼ40番」のオイルまであります。オイルの粘度は「API-J300」により定義されています。それが上記の表です。
下から5行目の「30」を見ると、「30番」のオイルとは100℃粘度が最低9.3~最高12.5未満に入っていることとなります。つまり100℃粘度が9.3なら「ほぼ20番」に、12.4なら「ほぼ40番」のオイルになります。この2つのオイルは当然ながら同じ「30番」でもかなり違った性能になります。つまり同じ粘度でもオイルによりかなり差があると言うことです。ざっくり言うと粘度を薄目にすると燃費が良くなり、濃い目にするとエンジン保護性能が上がります。薄目にするか濃い目にするか中間にするかは製造会社の何を優先するかという考え方によります。

ではどうすればこの粘度を知ることが出来るでしょうか。
答えは「代表性状表」です。代表性状には「40℃粘度・100℃粘度・粘度指数」などが記載されています。
代表性状はMIKADO-OILではHPよりお問合せ頂ければお伝えさせて頂きます。
(なお代表性状はメーカーにより非公開の場合が多いため他社へのお問い合わせの際にはご注意ください。)

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