輸入オイルの見分け方? ドラム缶の厚み!
ドラム缶の厚みが違う?
2019年10月1日付のブロブ「輸入オイルを詰め替えて日本製?? 」は多くの方から反響を頂きました。「輸入オイル」に「日本製」と表示するのはおかしいとみんなが考えています。頂いた反響の中で一番衝撃的だったのは「輸入オイルに無断で日本のオイルメーカー名を印刷した偽装ラベルを作り貼っている販売会社があり関係先に通報しました」と言う内容でした。ここまで来るともう犯罪です。
多くの方からの「じゃあどうやって輸入オイルを見分けたらいいの」と言う質問を頂きました。残念ながらオイルは見た目や色、匂いではなかなか区別出来ません。ペール缶や4L缶などに詰め替えるともうわからなくなります。
ただドラム缶の場合、日本で詰めたドラムと海外で詰めたものは基本的にドラム缶の厚みが違います。海外のドラム缶は鉄板が薄いものがほとんどです。日本製はたたいてもなかなかへこみませんが海外のドラムはちょっとした衝撃で大きくへこみます。軽くたたくと違いがわかります。
一度置いてあるドラムを確認して下さい。薄いドラム缶に「日本製」って書いてある場合は、「日本製」はそのラベルだけの可能性が強いです。「中身もドラムも海外製だがラベルは日本製だから日本製」って理屈は恐ろしいですね!
ちなみに最近は韓国製オイルがやや減少し、インドネシア、マレーシア、シンガポール製のオイルが増えてきているようです。一度買われる前に、「このオイルは本当に日本製?」って聞いて見てください。
最後に私が言いたいのは製造国名をきちんと正しく表示して欲しいと言うことです。輸入オイルが悪いのではないです。海外には素晴らしいオイルメーカーもたくさんあります。