LSPIとベースオイルの関係 こんなに違う!
今話題のLSPI(ロースピードプレイグニッション)ですが、オイルに含まれる「Ca」分が大きく影響していることは良く知られています。しかしベースオイルの種類によっても大きく発生回数が変わることはあまり知られていません。
上記の表は同じ添加剤を使用しベールオイルだけ変え製造したオイルでLSPI発生回数がどのように変化するか調べた表です。
左端がグループⅠ(鉱油)です。非常にLSPI発生回数が多いことがわかります。さらにグループⅢではグループⅠの約20%まで発生回数が減ります。一番少ないのは右端のグループⅤ(PAO)です。
LSPI対策済みのオイルをグループⅠやⅡなどの鉱物油(ミネラル)で製造することは性能上あまり良いことではありません。
MIKADO‐OILではLSPI対策済みSNPlus規格オイルはすべてグループⅢまたはグループⅣで製造しています。