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レーシングオイルの添加剤的な使い方 高性能化!

オイルの高性能化に「T-BLEND PURE RACING」を添加剤的に使う方法があります。

 最初に「T-BLEND PURE RACING」はベースオイルがPAO100%です。(厳密に言えば一部ANがシール保護・熱安定性・酸化安定性向上などのため入っているのでこれを合わせて100%です)PAO入りオイルとは全く異なるものです。

 PAO」や「AN(アルキルナフタレン)」をオイルに混ぜるとベースオイルが強靭になり高性能オイルになります。しかし「PAO」や「AN」はベースオイルなのでエンジンオイルに混ぜると全体の添加剤濃度が薄くなります。例えばウィスキーの水割りに追加でミネラルウォーターを足すと味が薄くなるようなものです。(私は全くお酒が飲めませんが…)

また「PAO」や「AN」を個別にそろえると結構高くつき「お財布の耐久性」を低下させます。また個人では使い切るまで何年もかかると思います。

 T-BLEND  PURE RACING」を添加剤的にオイルに混ぜて使用すると ①ベースオイルの強靭化 ②添加剤も薄まらない(というより増加) ③粘度指数向上剤も高級品で粘度低下が少ない ④シール適合性も計算済み のため簡単に高性能化します。

 PAO+AN)」の性能で酸化安定性と熱安定性が向上し、添加剤の効き目も良くなり冬場の低温性能よく高性能オイルが楽しめます。「PURE RACING」を10%~50%程度入れる方が多いみたいです。10%位から違いがわかると思います。走行状態に合わせて添加量を変えられます。

 ちなみにこの方法はT-BLEND SP規格、SNPlus規格、SN規格オイルに最適です。

(なおACEA規格、ディーゼル用オイル・バイク用は添加剤の種類が異なるのでお勧めしません。)

 

 

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