何種類のベールオイルを使用? こだわりすぎ?
マニアの皆さんに質問です! MIKADO OILでは何種類のベースオイルを使用しているでしょうか?添加剤なしのベースオイルだけの数字です。
答えは13種類です。
グループⅢ(VHVI)ベースオイルだけで100℃粘度が2~8まで6種類使用しています。(正確には2、3、4、4+、6、8)でほぼフルラインアップ揃えています。これにPAOやmPAO、エステル、アルキルナフタレンなどを含めて13種類あります。これは非常に多い方です。
最少ベースオイルは2種類あればほぼ製造出来ます。例えば0W16~×W40くらいまでなら100℃粘度が4と6の2種類だけで製造可能です。
ではベースオイルの種類が多いとどんなことが出来るでしょうか。当然、より高粘度・低粘度オイルが製造可能です。さらにPAOやmPAO,アルキルナフタレンなどを使用すると熱にも酸化安定性にも強いベースオイルが出来ます。また同じ5W40でもベースオイルの粘度を変えると ①低粘度ベースオイルを使用して粘度指数向上剤を多く入れた粘度指数の高い「省燃費タイプオイル」 ②高粘度ベースオイルを使用し粘度指数向上剤を減らした「使用油でも粘度低下が少ない強いオイル」と違う性格のオイルが出来ます。
オイルの約70%~80%はベースオイルです。ここで性能が決まります。ベースオイルの種類の多さはオイルへのこだわりの強さです。