ヤマハ セロー250 ミッションが入らない!
1985年の販売開始からマウンテントレールという新しいジャンルを作り上げ35年間も愛され続けたセローですが残念ながら生産終了です。それだけに今乗られている方は大切にされていると思います。今回はそんなセローのお話です。
セローの中にエンジンが熱くなると3速以上が入りにくくなるものがあります。すべてのセローに起こるわけではありませんが他のバイクではあまり起きない現象です。
そんな中で半年前にオフロードバイク専門店の方から「セローのミッションが入りづらい」という相談がありました。これまで何社もの有名高級オイルを試されましたが同じ結果だったそうです。
ミッションの入りについては多分ミッションやクラッチの構造や調整に関わる部分もあると思いますが、当然元国際A級ライダーの方なのでそのあたりは調整済みと思います。エンジンが熱くなると入りづらいと言うことはオイルに関しては「オイル粘度と油膜の厚さ」が原因ではと思い、これまでいろいろなバイクでミッションの入りが良いという評価を頂いている「T-BLEND PREMIUM MA2/SL 5W40」を持参しテストして頂きました。
数週間後、携帯に興奮した声で「今日テストを兼ねて仲間とオフロードツーリング行って驚いたけどミッションがスコンスコン入ります。しかもガンガン攻めてエンジンが高温になっても全く問題なしです!」とうれしい報告がありました。
今回は「PREMIUM MA2SL 5W40」でしたが真夏の耐久性を考えるとより熱に強い「10W40」のチョイスもありそうです。と言うことで無事専門店様のご要望にお応え出来ました。
セローをお乗りの方でミッションの入りが渋い!と感じている方は一度「PREMIUM MA2SL 5W40」をお試し頂ければと思います。