MIKADO　OILには13種類のバイク用オイルのラインアップがあります。バイク用オイルは自動車用オイル以上に長年の経験と技術力が必要です。性能の差がわかりやすいオイルです。

バイク用オイルは3つの異なる性能を満足させる必要があります。

その①　エンジン　なめらかに動く　

その②　ミッション　きちんとシフトする　

その③　湿式クラッチ　クラッチが滑らない

特に①と③は相反する性能で「JASO　T903（MA1やMA2、MBなど）」という規格でオイルの摩擦係数が決められており、すべりやすさを一定の範囲に収めています。詳しい内容はオイルマニアブログの「2020年2月14日バイク用規格」を参照して下さい。ここまではある程度出来ますがさらに湿式クラッチが滑らない範囲でいかにエンジンがなめらかに回るか、油温が上がり過ぎない工夫、もし油温が上がってもシフトがキチンと入る極圧性能などが必要です。さらにこの性能が新油だけでなく使用油でも落ちない耐久性が大切です。これには長年の経験と技術力が必要な点です。

しかし摩擦係数などの性能も大事ですが実はバイク用オイルに大切な事はバイクに乗ったとき「いかに気持ちよく走れるか」と思います。エンジンにまたがって走るバイクだからこそより走って気持ちがよいオイルでないといけないと思います。スロットルに応じて滑らかに回り渋滞でも油温が大丈夫でシフトもカチッときれいに入る気持ち良さが必要と思います。

「気持ちいいオイル」それがバイク用オイルの目指す永遠のテーマです！