「ACEA C 2」規格オイルは2種類ある!
標準的なオイルより2.5%以上も省燃費に優れた「ACEA C2」ですが実は大きく2つにわかれます。
①HTHS粘度が3.5以上ある「ACEA C2」
②HTHS粘度が2.9~3.5未満の「ACEA C2」 です。
この2つは同じ「ACEA C2」ですがエンジン保護性能がことなります。当然①の方が優れています。
①は「ACEA C2」以外に「C3」にも合格する実力があり、「C3」指定車にも使用できます。
②のオイルはHTHS粘度が低いため「ACEA C3」には使用出来ません。
ちなみに弊社の「T-BLEND ACEA C2 5W30」は①のオイルで「ACEA C3」に合格する性能があります。
ACEA C2規格のオイルの購入する際は、HTHS粘度を確認して購入されることをお勧めします。①のオイルはエンジン保護と省燃費を高いレベルで両立しているとても高性能オイルです!!
おまけ HTHS粘度とは?
ACEA規格では100℃粘度よりHTHS粘度が重視されます。100℃粘度は単にオイルを温めて流動性を計測しますが、HTHS粘度では円錐形の金属間にオイルを入れて圧力をかけながら高速回転させ計測します。実際のエンジン内の動きを再現した粘度で当然HTHS粘度が高いほど金属同士の接触が少なくエンジン保護に優れます