API規格の登録方法 その1 費用は 年間5500ドル!
今回のブログはむだ話です_(._.)_
世界的に広く使用されているAPI規格(例えばSP規格やSN規格など)ですが、実際の登録作業を知る人は少ないです。今回は簡単にAPI登録方法と費用について書いてみます。昔はアメリカのAPIと手紙でやり取りして登録しましたが、今はネットで登録作業をします。APIの中にあるEOLCS(Engine Oil Licensing & Certification System)が登録の窓口で基本誰でも見れるし登録できます。
初めて登録する場合は自社の登録を行い、次回以降は「マイカンパニー」から入れます。次に下記の写真の欄に ①オイルの名前 ②粘度 ③販売開始日 を入れて次にどの規格かを選択します。
そのあとどの「フォーミュレーション(ブレンド)かを登録して、そのあと年間登録料5500ドルをアメリカのAPIに送金すれば1-2週間で登録されます。5500ドル支払うと年間で何種類でも登録できます。(以前は1油種ごとに支払いが必要でした)
これだけ?と思うでしょうがこれだけです。実際のオイルのテストなどは何もありません。なぜならテストは添加剤会社がすでにすませているからです。登録するとAPIのドーナツマーク等が使用出来ます。とはいえ性能を保証しているものでもないのでほぼ自己申告の登録となります。次回もう少し詳しく書いてみます。
おまけ
ちなみに5500ドルは現在の為替の1ドルが130円なら72万円程度で、あと銀行で送金手数料が数万円必要です。いつ登録しても3月末でライセンスが切れるので新規の方は4月登録がお得です!登録すると1月初めに翌年度のライセンス料払うようにメールが来ます。今年から3月末の支払いに遅れると罰金1000ドルです!!