ルノーのオイルについて アプルーバル ACEA規格では?
アプルーバルとは各自動車メーカーが作った独自規格です。いわゆる純正オイルとなります。ルノーには弊社調べで上記の6種類のアプルーバルオイルがあります。上記の表はルノーアプル―バルがACEA規格の何になるかの表です。
大きく分けると①②③が従来からの規格で、④⑤⑥が新しい規格です。
①RN0700②RN0710はSA(硫酸灰分)量が0.7以上1.5以下という非常に広い設定のためACEA C3でもA3/B4でもRN0700/0710規格が製造出来ます。そのためDPFやGPF付きにはC3を、付いていない場合はA3/B4を使用します。
③RN0720はSAが0.4以下でHTHS3.5以上のためACEA C4となります。
④RN17はSA0.8以下、HTHS3.5以上ですのでACEA C3を使用します。
⑤RN17FEはRN17の省燃費タイプでHTHS2.6以上のためACEA C5/C6となります。C6はLSPI対策済みオイルです。ただC5/C6はあまり販売されていないためHTHS2.9以上のC2やHTHS3.5以上のC3も少し燃費が落ちる可能性がありますが使用可能です。
⑥RN17RSAはHTHSが4.1が以上の高粘度オイルです。40番のなかでも割と高粘度オイルとなりACEA規格で該当はありません。探すとすればACEA C3でHTHS4.1以上のオイルとなりますが弊社のACEA C3 SP 5W40はHTHSが3.7のため残念ながら使用出来ません。
今回はルノーのオイルについてでした。
CMです
T-BLEND ACEA C3 SP 5W30と5W40とACEA A3/B4 5W30と5W40はRN0700/RN0710テスト合格の適合品です。