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T-BOOST 多層フラーレン二硫化タングステンの使用例 大型ディーゼルエンジン 

今回はほぼCMです。T-BOOST多層フラーレン二硫化タングステン(IF-WS2)をアメリカのエンジンメーカー・カミンズ社のエンジンに添加した結果です。カミンズ社は1919年創業のエンジン専門メーカーで日本ではコマツ、いすゞ、日野自動車に採用されています。大型・超大型エンジンを得意としています。

☆使用エンジン カミンズ9.8Lディーゼルトラック用エンジン

☆オイル 10W30 + T-BOOST IF-WS2

☆5万キロオイル無交換で走行して、途中1万キロ走行毎に成分分析をした結果です

黄色の限界値はエンジンメーカー・カミンズが定めるオイル交換が必要な限界値です。この表で注目して頂きたいのが「TBN」の減りの少なさと、「油中鉄分」が極めて少ない点です!

TBNは全塩基価またはアルカリ価で、燃焼にともない発生する硫酸や硝酸など酸性分を中和する成分で、使用に伴い減少します。ここで大切なことはTBNの減りが非常に少ない点で5万キロ走行してもまだ十分な中和性能があります。これは燃焼室の密閉性が非常に良くなっているということです

次に油中鉄分量はエンジンが摩耗して発生します。鉄分量が極めて少ないというとはエンジン摩耗がきわめて少ないということです。

T-BOOST=IF-WS2は添加すると図のようにピストンとシリンダーの間にはいると①摩擦を軽減 ②摩耗も軽減 ③発生熱量が減少(油温が下がる) ④密封性が上昇しブローバイガスの抜けが減少 ⑤燃費が向上します。ピストン以外のエンジン各部でも同じような性能を発揮します。

 

次回は次世代エンジンの有力候補である水素エンジンとT-BOOST=多層フラーレンの効果について夢を語ります!

 

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