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ACEA規格 C5/C6規格について その2  C5とC6の違いは?

今回はC5規格とC6規格の違いについて書きます。

結論から書くとC5は2016年に制定された規格で、C6は2021年制定のより高性能規格です。

表にすると上記のようになり、C5に上記の3つの性能をプラスしたものがC6です。C6規格の方が高性能であることがわかります。なおこれ以外に燃費も少しですがC6が優れます。(正確にはC5とC6の燃費テストが異なり比較しづらいですがすこし伸びます)

なお、C5/C6と両方の規格が記載されているオイルもC6の性能です。C6性能のオイルにC5/C6と両方記載する理由は、現在走行中の車はC5指定の車が多いためC6だけ記載するとC5指定の車に使用出来ないのかと間違えられるため、両方の規格を記載しています。当然ながらC5指定の車にもC6の方が高性能ですのでお勧めです。

今回はC5規格とC6規格の違いについて書きました。C3やC2との違いは前回の「2024年12月12日付 ACEA規格 C5/C6規格について その1」を参照してください。

 

 

マニア向けおまけ

C6の燃費テストはJASO FE M366テストでトヨタのエンジンを使用しています。日本の省燃費技術が世界に取り入れられています。

さらに超マニアック情報ではこのM366テストとM365テストがGLV-2に取り入れられています。GLV-2の新情報はまた別の機会に書きます。大きな動きがあります!

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