よくあるご質問

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オイルについて

  • ディーゼルエンジンとガソリンエンジン用のオイルの違いは?

    ガソリン用とディーゼル用では、オイルに対する要求特性が異なります。
    ディーゼル用は、燃焼時すすが多く発生するため清浄分散剤が多く含まれます。また軽油中の硫黄分を中和するためにアルカリ性添加剤が多めに添加されています。
    それぞれのエンジンにあった専用のオイルを使用することが必要です。

  • 自動車用オイルとバイク用のオイルの違いは?

    自動車用オイルとバイク用は基本的にオイルが異なります。

    自動車用
    ガソリン車用…規格はSNPlus/SN/SM/SL 等
    ディーゼル車用…DL-1/DH-2/CK-4 等

    バイク用
    4サイクル…MA/MB/MA2等
    2サイクル…FB/FC/FD等(現在は少なくなっています)

    同じエンジンでも自動車用とバイク用では求められる性能が異なります。

    多くのバイクではエンジンオイルでクラッチもギアも潤滑します。そのためクラッチを滑らさないことが大切です。またギアも潤滑するため自動車用オイルを使用すると短期間で粘度低下を起こします。バイクにはバイク用オイルをお勧めします。

  • 開封後のエンジンオイルはいつまでに使えばいいですか?

    エンジンオイル自体は変質しませんが保管中に水分を吸う場合もありますので開封後は1年程度を目途にご使用が望ましいです。直射日光の当たらない湿気の少ない場所で保管をお願いします。

  • ガソリンエンジン用オイルで一番新しい規格は何ですか?

    2020年5月に制定されたSP規格が最新規格です。

    従来のSN規格の性能にさらに①LSPI防止性能 ②タイミングチェーン摩耗対策 ③ターボデポジット防止性能が加わった高性能規格です。

    SL、SM、SN規格が指定のエンジンにも使用できます。

  • オイルの性能はどこでわかりますか?

    1つはオイル粘度です。

    オイルの粘度は「0W-20」「5W-30」など記載されています。Wは冬(Winter)の略で、「0W」「5W」「10W」…「25W」があり数字が小さくほど低温でも柔らかい寒さに強いオイルとなります。0Wは零下35度、5Wは零下30度、10Wは零下25度まで使用可能で、 数字が小さいほどエンジンの始動性が良く燃費も良くなる傾向にあります。

    「20」「30」「40」といった後の数字は、高温時(100℃)における粘度を表します。数字が大きいほど100℃でのオイル粘度が固くなることを示しています。ちなみに「0W-30」も「20W-30」も100℃の粘度は同じです。

    2つ目は規格です。

    ・API規格(ガソリン車)
    API規格は、米国石油協会(API)が定める世界規格です。ガソリンエンジン車オイルは「S」で始まり「SL」「SM」「SN」と新しくなり現在は「SP」が最新規格です。

    ・JASO規格(ディーゼル車)
    日本車の場合、排気ガス触媒の関係でJASO規格「DL-1」「DH-2」が主に使用されます。日本車以外ではAPI規格のCK-4・FK-4が最新規格です。

    ・JASO規格(バイク)
    バイクの種類により4サイクルエンジン向けMA、MA1、MA2、MBと2サイクルエンジン向けFA、FB、FC、FDがあり、バイクにあったオイルが必要です。バイクはJASO規格が世界規格です。

  • GF-6規格とは?

    日米の自動車工業会(ILSAC)が制定する規格で、API規格に省燃費性能を加えたものです。現在「GF-6」規格が最新規格です。この規格がついているオイルは省燃費性能に優れています。

  • 化学合成油と鉱物油の違いは?

    化学合成油 分子の大きさが揃っている 摩擦が少ない 鉱物油(ミネラル) 分子の大きさにバラつきがある 摩擦が大きい

    ・鉱物油(ミネラル)
    鉱物油は原油から精製して作ったエンジンオイルです。
    価格が割と安めですが、化学合成油に比べると分子構造にばらつきがあり「エンジン始動性」「静粛性」「燃費」「エンジン性能」などが劣ります。あまり知られていませんが鉱物油の中でも品質の悪いグループⅠと品質が割と良いグループⅡに分かれます。

    ・化学合成油
    小さな分子から合成したタイプと、原油を鉱物油以上に高度な精製し性能を高めたものとあります。製造方法は異なりますがどちらも性能的にはほぼ同じです。分子の大きさが揃っていて、不純物が少ないため、耐熱性、蒸発性能、始動性、燃費などさまざまな利点があります。現在の過酷な性能を求められるエンジンには化学合成油が向いています。

    ・部分合成油
    部分合成油は鉱物油と化学合成油の混合オイルです。配合率はさまざまで、性能もさまざまです。

ミカドオイルについて

  • T-BLENDはチタンブレンドという意味ですか?

    T-BLEND(ティーブレンド)はブランド名です。
    チタンブレンドやテフロンブレンドという意味ではありません。

  • ミカドオイルはどこで買えますか?

    弊社では基本的に直売はしておりませんがインターネットまたは特約店がお近くに無い場合は対応させて頂きますのでご連絡下さい。

  • オリジナルオイル・OEMはどのようなものがありますか?

    自動車用バイク用ともに要求性能に合わせたものをご提案させて頂きます。
    例えばレース用オイルや高粘度オイルや高性能オイルなど可能です。
    例えばクラッシックバイクやクラッシックカー用のオイルも開発製造出来ます。

お困りごとが解決しない場合は
下記よりお気軽にお問い合わせください。